Invitation to CIFS project at 第12回CI研究会
・CIが目指すもの?
・CIの理論は?
・CIは何が得意?
・CIを使いこなすには?
・なぜCI?
・CIFSへの要望、提案、期待、参加
などについて第12回CI研究会に参加された方からいただいた意見:
臨床的なニューラルネットワークを対象。個人的に目指すものは脳にあるゆらぎをモデル化したい。モデルを問題に適用したい。人工知能で昔から使われているものをもっと人間に近づけたらよい(信川先生)
なぜCIを使っているのかということに対しては何かといえばわからないところがあるが、他の手法でできないがCIではできるものがあるのではないかと考えている。(長名先生)
インテリジェンスという言葉はロボティクスの領域だとハードウェアの状況に応じて何かする、情報ではなく運動をインテリジェンスという。embodimentという言葉が一時期使われていたが、結果として動物のようなロボットを作りたいという時代があったが、そのようなものはない。そのギャップが研究対象である。(見浪先生)
CIをなぜ使っているのか? 配属された研究室がたまたまCIを研究していたから(学生さん)
10年前にマルチエージェントを行っていた。FANやニューラルネット、ファジィは知っていたがいつCIになったのかわからなかった。CIはコンピュータを活用して生物などの思考を具現化して使っていけるのかと思っている。(浜先生, 函館高専)
人工知能のブームがおきたのはよろしくない。CIの理論をしっかりしたい。古典的なことでやり残したことがあるので、それを行いたい。今流行している人工知能ブームは古い話のリバイバルなので、古い話にもやりがいのあるテーマなどが眠っているのではないか。(相吉先生)
「CIとAIの違いがどう違うのかわからないので知りたい」という質問に対し、今のAIと数十年前からいっているAIでは意味が違うので、人間の思考のモデル化論理ベースは昔のAI、生物や知能、賢く動いているものをマネするものが今のAIの一つ。今AIといわれているものにはCIも含まれている(村田先生)
やりたいことがあってやってもらうのがCI、知能を模倣しているところがAI。CIの方がより共存していきたいというイメージ。共存・共栄していくのがCIと感じた。(南さん, 学生, 工学院大学)
動物などに対し人間が知性を感じる場合があるが、物理現象でモノをみているものなので、物理現象を再現でき、起こっていることを再現し、抽象化することによりその延長上に知能が存在する(森先生, 京都工芸繊維)
今研究しているが、学生の3年間とは全然違うことを行っていて、まったく右も左もわからない状態なので、CIFSのようなサイトがあり、情報だけではなくいろいろな方々の意見をきくことができ、質問ができる(かつ答えてくれる)のはありがたい。(受付の学生さん, 信川研)
AIという言葉は広がっているが、CIは初めてきいた。ホームページでCIを広められるので良いのでは。(学生さん受付, 信川研)
相吉先生のいう「古い話」とは何か?
という質問に対する回答
昔から多層化したらよいというのはわかっていたが、当時はコンピュータの力がなかったから流行しなかった。このような話がまだ眠っているのではないか。若い人達に教えていくことによってためになる話があるのではないか。ラジアル基底の一部を変えるだけでガラっとかわることではないのかという一例(相吉先生)
進化計算を使う上で、こういうことを教えてほしいという質問がいくつかある。研究してる人の立場からみて、複雑な話をしてしまいがちだが、その中には素朴な質問がある。そのような質問にもいろいろな視点から答えることができれば。(畠中先生)
生物のインテリジェンスを生み出すとのことだが、どのようなものが生まれるか
という信川先生への質問に対する回答
脳がどうやって学習しているかというものを理解することが難しくて、ニューラルネットワークなどの微分や積分など難しいものがスパイク??モデルでは使えないことなど多数あって、どういう方向に進んでいくということだが、組み合わせて実験していくなど、何かしら理論などがでてくるのでは。生理学や物理学から知能につながる。(本間先生)
見浪先生の話から、知性というのは知性だけでは存在できなく、身体があってついてくるもの。体という制約があるから新しい何かが生まれるなど、様々な視点からの意見があればよい(村田先生)
自由度をあげてコンピュータの制約をいれていくのが良いのでは(村田先生)
CIFSのWebサイトについて
サイトが閉じていて使う人がいないのではすぐすたれる。書き込む人や見る人がいることが大事(畠中先生)
発表時間について自分で時間配分できる(村田先生)
議論について自由度が高い研究会やイベントが可能。色々なアイデアをだしてもらったり、HP、研究会など議論を自由にできる場を作りたいと考えている(黒江先生)